クリケット試合で今日101打を記録したインド選手
17日午前7時50分:契約しているコマーシャルの会社(日本の会社も入っています)は17社で一番金持ちなクリケッターだ、ということです。
「日本ではあまり馴染みがない」と勝手に決めて今まで記事にしたことがありませんでしたが、さっきCNNでBREAKING NEWSとして出ましたので、載せます。イギリスで始まった古い競技で、元イギリス植民地では盛んなスポーツです。ゴルフやサッカーの様なお金の掛かるスポーツでないこともインドで盛んに行われる理由のようです。
バングラデシュとの対戦でSachin Tendulkar38歳は100打目を打ちその後もう一打で101打にしました。
クリケット(CRICKET)
Wikipedia日本語版
クリケットの試合風景 ベージュ色の線がピッチ。右側で黒いズボンを着用しているのが審判。
統括団体:国際クリケット評議会
起源:16世紀前半
イングランド
特徴:身体接触
無
選手数
グラウンド上:11人
男女
無
カテゴリ:屋外競技
ボール:Cricket ball
クリケット(英: cricket、英語発音: /ˈkrikit/ クリキットゥ)は、半径70メートルほどの広大なフィールド(クリケットではオーヴァル:oval と呼ばれる)で行われる野球に似た球技。全面芝のフィールドでプレイし、試合中にはティータイムもある。その優雅な雰囲気から、別名「紳士のスポーツ」といわれる。イギリスでは同じく紳士のスポーツと呼ばれるラグビーと共に上流階級がたしなむスポーツとされており、イートンなどの名門校の体育ではクリケットは必修種目とされている。
イギリスで発祥したスポーツであるため、インド、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、ジンバブエ、西インド諸島といった英連邦諸国では、ラグビーやサッカーと並び絶大な人気を誇る。日本での知名度はあまり高くないが、100以上の国と地域でクリケットが行われている。
競技人口はサッカーに次ぐ世界第2位ともいわれるが、これはインド人の多くが競技できるだろうという推定に基づくため、正確な競技人口は不明である。日本での競技人口は日本在住外国人を含めておよそ1,500人。
オリンピックでは1900年のパリ大会においてクリケット競技が1回だけ採用されたことがある。
概要
競技で使用されるボール。コルクの芯をウールと皮で巻きつけた作り。非常に硬い。野球の硬球と同程度 女子用140 - 151g 男子用156 - 163g
ウィケットキーパーが使用するグローブ
野球と似たスポーツであり、投手が投げたボールを打者が打ち、打ったボールがフィールドを転がる間に打者が走って点を重ねるゲームである。
一方、野球との相違も多く、代表的な点としては
投手は助走を付けられるが、肘は伸ばして投げなくてはいけない。
打者は投げられたボールがノーバウンドであろうと、ワンバウンドであろうと構わず打つ。
打者は全方位どこに向かって打ってもよい。
後ろに立つ3本の棒(ウィケット、三柱門と書かれている時がある)に投球が当たるとアウト。 3ストライクなどではなく、ウィケットに1球でも投球が当たればアウト。
そのかわりアウトにならなければ、何球でも打者は打てる。
打者はペアを組んで打撃し、投球をいくら見送っても良く、打って走らなくてもいい(但し、得点するためには走る)。
などの違いがある。
また、道具にも違いがあり、バットは棒形ではなく平たいオール型をし、グローブは捕手のみが着用を許され、両手に付けることができる(右の写真を参照)。
ルール
概略
以下ではクリケット・ワールドカップも準拠する50 オーバー制(300球限定)1イニングマッチ、通称ワン・デー・マッチ (one-day match) の概要を説明する。
ゲームは、各11人で構成される2チームがコイントスで先攻と後攻を決め、攻撃側と守備側に交互に分かれて対戦する。プレイフィールドの中央にピッチと呼ばれる縦長の場所があり、20.12メートル離れたその両端に高さ71センチメートルの3本の杭(スタンプ)とそれを上部で繫ぐ梁(ベイル)で構成されるウィケットと呼ばれる柱状のものが刺さっている。
守備側はボールを投げるボウラー(投手)、それを受けるウィケットキーパー(捕手)、その他の9人はフィールダー(野手)としてプレイフィールド各所に配置する。
攻撃側は1番から11番まで打順を決め、1番打者と2番打者がバットを持ちプロテクターをつけて各ウィケットの手前で配置につき、3番打者以降はベンチで成り行きを見守る。片方の打者がアウトになったら、アウトになった打者と交代で順番に従ってフィールドに入り打撃を行う。フィールドに出ている打者 2 人をバッツマンといい、ボウラーと対峙する方のバッツマンをストライカー、ストライカーの反対側でランナーとなるバッツマンをノンストライカーという。
ボウラーは片側のウィケットの後方から助走をつけて、肘を伸ばし、もう片側のウィケット目掛けてワンバウンドさせるようにして投球する。それに対してバッツマンは、アウトにならないようにバットを用いてそれをブロックしたり、ラン(得点)するためにボールを遠くまで打つ。打つ方向は野球と異なり360度どの方向に打っても良い。
バッツマンがボウラーの投球を打った後、2人のバッツマン(ストライカーとノンストライカー)がそれぞれ相方側のウィケットの方向まで走り、双方がウィケットの前に引いてある安全線(ポッピングクリース)に到達すると1ランが入る。バッツマンが打球を遠くまで打ったときは1往復、1往復半、2往復などしても良く、それぞれ2ラン、3ラン、4ランなどと得点が入る。また、プレイフィールドの境界(バウンダリー)を超えてボールが飛んでいった場合は、走らなくても規定の得点が入る。ゴロでバウンダリーを越えた場合は4ラン、飛球であれば6ランである。バッツマンは、走ってもアウトになりそうだと判断した場合は走らなくて良く、またアウトにならない限り投球を見送ってもよい。
バッツマンがアウトになるのは、
1.ボウルド (Bowled):野球でいう見逃しのストライク
2.コート (Caught):野球でいうフライやライナーによるアウト
3.ランアウト (Run Out):野球でいう内野ゴロによるアウト
などの場合である。詳細は以下に記載する。アウトになったバッツマンは次の打順のバッツマンと交替する。野球の場合、1試合に4打席ほど回ってくることが多いが、クリケットの場合、アウトにならない限りいつまで打っていてもよく、逆にアウトになったらその試合ではもう打つことはできない。
ボウラーが6球投球することを1オーバーといい、オーバーになるとボウラーは交替し(2オーバー連続して投げることはできない)、反対側のウィケットから次のボウラーが投球する。 1人のボウラーは総オーバーの5分の1(10オーバー60球)までしか投球できないため、1チームにボウラーは最低5人は必要である。
攻撃側が10人アウトになるか、50オーバー(300球)経過した場合にイニング終了となり、攻守交替する。 先攻後攻それぞれ1イニングずつ攻撃し、ランの多い方が勝利チームとなる。 両者の力関係にもよるが、クリケット・ワールドカップルールでは1イニング200 - 300ラン程度入り、試合時間はティータイム、ランチタイムを含めると6時間以上かかる長丁場である。
チーム構成
クリケットのチームは11人で構成される。試合中に1人までは交代が認められているが、この交代は怪我などの理由による交代のみで、基本的には最初から最後まで同じ11人でプレーする。また交代で入ったものには、ボウリング等に制約があり、他の競技のようにまわりの選手と同様のプレーは行えない。
また、クリケットは他のイギリス発祥のスポーツ・ラグビーと似て、監督(マネージャー)が指示できず、試合中は主将(キャプテン)の指示に従う。そのため、キャプテンシーも重要な試合の勝敗を決める要因となる。
戦術的には、3名 - 4名ほどのボウラー、3名ほどのバッツマン、3 - 4名ほどのオールラウンダーに1人のウィケットキーパーでチームを構成する。その中でもボウラーは速球派なのか、変化球派なのか、バッツマンはハードヒッターなのか、ブロッキングに長けているのか、などのそれぞれの個性によってメンバーを決める必要がある。
攻撃中は1番から11番までのバッツマンがアウトになるまで2人ずつでバッティングを行う。
守備中はボウラー1名、ウィケットキーパー1名とフィールダー9名で守る。
試合のフィールド
試合の中心となるピッチは、長さ20.12mの2つのウィケット間と幅2.64mのエリアである。
試合のルールを変えることにより全体の競技エリアの大きさについては対応が出来る。 長径60m、短径40mほどあれば試合が行えるが、成人が行うならば長径90m、短径70mほどあると良い。 国際大会の規格はこれよりも大きく、長径120m、短径100m程度が必要となる。
試合の進行
試合は2チームの攻撃によって行われる。上記のように大会によりルールは異なるが、1回の攻撃と守備が1イニングとカウントされ、またボウラーが6球投げ1オーバーとカウントされる。このイニングか、オーバーのどちらか、または両方で試合の長さに関する制限がされ、試合時間が決まる。
試合はコイントスなどにより先攻・後攻を決めて試合が始まる。トスから30分程度の後に試合が始まる。それぞれのチームが攻撃(バッティング)と守備(フィールディング)につき、試合が始まる。
バッティング
野球では、コースに対応したスイングをするが、クリケットの場合も同様に違うボールには違うスイングをする。
ドライブ フロントフットドライブ(投球の来た方向に打球が飛ぶ)
バックフットドライブ(投球の来た方向、または体の前に打球が飛ぶ)
プルショット(引っぱり、体の向きの真後ろに飛ばす)
レッググランス(足下への投球を後ろにそらす)
カットショット(体の真正面、野球で言えばスタンドやベンチの方向に打球を飛ばす) レイトカット(打撃点を遅らせ後ろ45度の方向に打球を飛ばす)スウィープショット(足下への遅い球を、ほうきで払うように横に飛ばす)などといった打ち方がある。
また、必ずしも投球を打たなくても良く、ブロックし、投球がウィケットに当たるのを阻止したり、アウトにならないために無理に打たずに見送ったりということがある。
ラン(得点)
野球と同様、得点は走った数で数えられる(野球の場合は本塁を踏む=歩きまたは走って帰ってきた数)ので、得点はラン(run/runs)として数えられる。
クリケットの得点は、バッツマンが二人同時にフィールドに入るが、お互いに反対側のウィケット付近(ホッピングクリースのラインをまたぐ)ことで1点と数える。片方のバッツマンのみが入っただけの場合は得点にならず、もう片方が辿り着く前に送球等でウィケットが倒されてしまえば、1点もカウントされない。そして倒された側のウィケットに近かったバッツマンがアウトとなる。
クリケットのランにおいて最大の特徴は、バットを使えることである。体の一部としてバットを考えるため、バットを持って走った方が距離が稼げる。通常は、バットをホッピングクリースのラインに擦るようにしてランを行う。往復する時は、バットの先をラインよりもウィケット側につけて返ることで、早く往復できる。
走者の距離が足りなかった場合、ホッピングクリースのラインよりも手前、またはライン上までしか来なかった場合はランが不成立となる。このような場合に気がつかず、往復してしまっている場合は「ショートラン」と言い、得点がカウントされない。カウントされない得点はショートランとなったもののみを数える(往復する際の初めの時が足りていなかったら、1ラン目のみ無効とされ、帰りの1点はカウントされる)。
通常は上記のように走った数(往復した数)によって得点が異なるが、
4ラン (バッツマンにより打たれたボールが、ワンバウンド以上して転がったままバウンダリーを超えた場合)
5ラン (反則等により、相手側に点数が入る場合 例えば守備側のヘルメット等の道具をフィールドにおき、打球が当たった場合はこれに当たる)
6ラン (打球がノーバウンドのままバウンダリーを超えた場合 1球で取れる通常の最大得点にあたるが理論上は往復し続けた方が得点を取れる)
などのように、あらかじめ決められている得点の入り方も存在する。
クリケットの醍醐味の1つにバッツマン2人のパートナーシップがある。このパートナーシップにより伸ばせるランに違いが出ることも面白い点である。勝手に走ることは許されない。
アウト
審判
バッツマンはアウトになると、次のバッツマンと交代しなければならない。野球と違う点はバッツマンがいくら打ち、いくら得点を取ろうと、アウトになるまでは打ち続けられる点にある。
Laws of Cricket(クリケットのルールブック code 2000)に記載されているアウトを簡単に紹介する。
ボウルド(Bowled (Law 30)):ボウラーの投球によりウィケットが直接倒された場合。1球の見逃しでもアウトとなるのが野球(3球ストライクを見逃すとアウト)との違い。
コウト(Caught (Law 32)):バッツマンの打ったボールがノーバウンドで捕球された場合に宣告される。野球との大きな違いは高さに制限はなく、野球で言うファウルチップもアウトとなる点である。速球投手の場合に打者後方7、8メートルのところへ数名の守備が配置されるのはこのファウルチップのアウトを狙うため。
ランアウト(Run Out (Law 38)):バッツマンが走っている間にボールがウィケットに戻ってきて、送球により、または捕球したフィールダーがボールで触れ、ウィケットが倒された場合。どこまで走れば良いのかといった区切りについてはランの項目を参照のこと。
(以上は上記に記載済み)